ライブ・イベント・フェスなどでは、シーンに合わせて雪を降らせる演出も可能です。
天候に関わらず、一体どのように降らせているのでしょうか。
今回は、雪を演出する仕組みについて解説いたします。
▼雪を演出する仕組み
■キャノン砲
雪の演出では「キャノン砲」と呼ばれるマシンが使われています。
キャノン砲は、筒の内部に仕込んだ紙吹雪やテープなどのアイテムを炭酸ガスの圧力によって飛ばす機械です。
仕込んでおいた白い紙吹雪をステージに向けて飛ばすと、まるで雪が降っているように見えます。
炭酸ガスの圧力を調整すれば、小さなステージから大きなステージまで幅広く対応できるのが特徴です。
■スノーマシン
その名のとおり、雪を降らせる演出の際に使用するマシンです。
泡状の疑似雪を作れるため、紙吹雪に比べてより幻想的な雰囲気に仕上がります。
スノーマシンで作り出す雪は湿り気を帯びていますが、すぐに乾燥するのが特徴です。
ライブの際にステージ上に降らせても、素早く乾燥することからパフォーマンスの妨げになりません。
スノーマシンと一緒にファンを使うと風による動きが生まれますので、吹雪のような演出が可能です。
■アニメーション
キャノン砲やスノーマシンのように実際に物を降らせるのではなく、映像で演出する方法です。
アニメーションは、ゆっくりと雪を降らせたり動きをつけたりといった演出が容易にできるメリットがあります。
▼まとめ
雪を演出する仕組みには、紙吹雪を飛ばすキャノン砲・疑似雪を降らせるスノーマシンが使われています。
また最近では、アニメーションを利用した方法も人気です。
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