戦いを描いた映画やドラマでは、しばしば銃器が登場します。
銃器を使った演出でよく使われるのが「弾着」という言葉です。
今回は、演出における「弾着」について解説いたします。
▼演出での弾着の意味
「弾着」には2つの意味があり、1つ目は「弾丸が的や特定の地点に命中したこと」を指します。
もう1つは「特殊効果の装置や手法」です。
映画やドラマで拳銃を発砲した際、まるで本当に撃たれたように見えるシーンがありますよね。
こうした特殊な効果をもたらす装置や手法を「弾着」と称しています。
▼弾着の仕組み
弾着には、有線と無線の2つの方法があります。
有線はスイッチとコードをつなぎ、タイミングを見計らって作動させる方法です。
一方の無線は、作動にあたって音声や電波が使われます。
特殊効果による弾着は、音と視覚の両方に訴えるのが特徴です。
▼弾着がもたらす効果
弾着は、人と物の両方に施される特殊効果です。
人への弾着の場合、衣装に血のりを仕込み、拳銃の発砲音と同時に血を噴出させる方法が一般的です。
物に対しては穴を開けたり損壊させるほか、引火による爆発を演出することもあります。
いずれも、思わず息をのむ緊迫感やリアリティのある演出に向いています。
▼まとめ
「弾着」には弾丸が命中するという意味と、特殊効果の装置や手法という2つの意味があります。
特殊効果の仕組みは有線と無線に分かれ、どちらも緊張感のあるシーンが撮影できるでしょう。
『有限会社スカイテック』では、茨城において爆破体験フェスを実施しております。
弾着体験も可能ですので、興味のある方は一度お問い合わせください。